今の俺なら、さんまにだって勝てるッッッ!!!

体中がギシギシアンアンと痛みながらもなんとか起床して出勤。
昨日言われたとおり開店からいきなり対面販売を開始。
普段なら開店当初などは混まないものなのだが、店が午前中限定のセールを開催したために開店直後から売場に客が溢れかえる。
畜産のコーナーでは、うちの会社が目玉にしている和牛の半額セールを開催。
当然漏れは和牛をホットプレートで焼き焼きしながら匂いで客の気を引き、試食で客の足を止める。
そして客が集まり出したらここぞとばかりに宣伝開始。お得さを訴えて購買意欲を湧かせるのである。
基本はそんな流れなのだが、喉で普通に喋るように声出ししているとすぐに喉が乾いて痛くなってくる。
なので、喉の状況と店内に響き渡る効果を考えて腹式呼吸で声を腹から出して響かせる。
・・・OK。畜産コーナー周辺じゃなくて他の売場からも声を気にしてこちらへお客が向かってくる。
声で客の流れを引き寄せて人心を掌握して購買意欲を湧かせる・・・やべぇ、やっぱこういうの楽しいぞ?ヽ(゜∀。)ノ
最初は和牛商品の中でもいちばん安い切り落とし肉を焼いて試食に出してきたのだが、だんだん出しても食われなくなってくる。
残った冷え切った肉は流石に試食に耐えられなくなってくるので捨てることになる。
どうももったいないので残ったのは漏れがいただく。腹式呼吸で腹が減っていたので程よく腹を満たせた。
安い部分の肉に飽きてきた客を満足させるために、試食商品のレベルを上げて焼肉用カットやサイコロステーキなどを焼き始める。
・・・試食に出したとたんに無くなりやがった。・・・とっても現金ですねお客様方( ´_ゝ`)

高めのを焼いた分買ってもらわないと思って、宣伝の文句のボキャブラリーを増やして必死に客を煽ってみる。
その結果徐々に売れ始めたので安心してどんどん焼く。チーフからもどんどん焼けとお墨付きを貰ったのでひたすら焼いてひたすら喋る。
・・・結局午前中までの和牛売り出しセールを終えて、時間をずらした昼休みを取る。
あまりにも試食の肉を喰いすぎていたために胃が少々もたれていたので近所の蕎麦屋へ。
サパーリと盛りそばで腹を満たして、十分に水分を取って喉を潤す。
そして午後。・・・和牛半額が今度は牛肉全品半額になってる(;´Д`)
なので午後もまた宣伝のボキャブラリーを変えて勝負。
夕方ぐらいになってまた客が増えてくると、今度は夕食需要を見越して宣伝文句を考えて復唱などの小手先テクニックを使ってさらに煽る。
無論、増えてきたお子様たち用にウィンナーなども焼いておいてその世代をフォロー。
結局、始業から終業までず〜っと対面販売やってました・・・賞味5時間以上は声出してるよ _| ̄|○
結局喉はいてぇし声は変わるし、腹式呼吸のやりすぎでちょっとした酸欠になって頭痛いしでボロボロになる。
今日は肉を全然斬ってないし、作業場にもまったく入っていないというのに違った意味で疲れた・・・


なので某へっぽこラジオも変な声でママーリと進行して申し訳ねーでした(;´Д`)
明日はオフだから寝るぞ〜